ご存知の方も多いと思いますが、「百舌・古市古墳群」は、７月6日世界文化遺産に登録されることが決定しました。

藤井寺事務所がある藤井寺市古室には「古市古墳群」の古墳が３基あり、そのうち１基「古室山古墳」は登れます。また、最寄り駅の近鉄土師ノ里駅近くも登れる古墳があります。

古墳と言えば、子供の頃に教科書で見た濠に囲まれた前方後円墳が印象的ですが、規模が小さい円墳、方墳も興味深いです。私が特に興味を惹かれたのが「赤面山古墳」です。

西名阪自動車道の脇下の道路を通る時に、高速道路の下にある小山の輪郭に沿って道路がカーブしている地点があります。いつも直進できるように道路が造られてないことを疑問に思いながら通っていた場所が、「赤面山古墳」と知った時は驚愕でした。「市街地にありながらも、高いレベルの法的保護のもとに保存管理された素晴らしい物証」と世界遺産委員から評価を受けたとの事ですが、まさにこの「赤面山古墳」は高速道路建設の際に時間とコストをかけて保存されたとのことです。

この機会を大切にし、古市古墳群をウォーキングして、地元の世界文化遺産を身近に感じ楽しみたいと思います。

スタッフＳ